街歩記

フラッとでかけた事を書きます。

横断紀行③西安 -出来たばかりの中国人の朋友に非常にお世話になる-

そんなこんなで3時間かけて西安にたどり着くのだけど、中国のスモッグは想像以上。

当日は快晴との予報で期待していたんだけど、飛行機が西安に近づくにつれて黄色い'もや'がとても濃くなっていく。

高度数百mくらいでようやく街が見え、西安に辿り着く頃、そこはもう青空が閉ざされた黄色~な世界でした。見える太陽はその輪郭だけ。

 

f:id:TOMIDA_Tegoshi:20140727182751j:plain

西安咸陽国際空港 -wiki

お世話になった3人とは離陸後にお礼を言って別れました。また一人ぼっち。

西安空港から西安市内まではおよそ30分。
値段は24元で市街までエアポートバスが出ています。

駅で両替できる場所を探していた僕は、バス乗り場に並んでた後ろの人に話しかけました。あまり分かってもらえないかったけど、お金がないと理解したのでしょう、24元のエアポートバスの料金を奢ってくれました…。

更に他方面に乗るはずだった彼は心配してついてきてくれたのでした。僕は何度もお礼を言って、市内に着いたら両替して返す旨を伝えます。

彼の名前はxiao君。22歳で、西安大学の学生、東大の院を目指しているとか。そのためか日本語も僅かながら喋る事ができましたが、会話は基本カタコトの英語でした。

 

バスは西安火車駅(鉄道駅)へ。道中シャオ君は僕を友達に紹介したいとのこと。その彼とは西安中心部の鐘楼という場所で会う約束との事で、一緒に向かうことに。

 

つづく