街歩記

フラッとでかけた事を書きます。

横断紀行④西安 -明代城壁に囲われた古都-

日が沈み、西安市の中心部を囲うそれが見えた時、かつてないくらい興奮しました。

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中国の明の時代に作られたその城壁は周囲16kmに及び、それが街の中心部を守るように囲ってる。着いた時間は18:00頃で、薄暗い中ライトアップされた長城はとても綺麗でした。日本とはスケールが全く違う。

 

西安火車駅に降りた時も驚かされた。

人、人、人、秩序のない人の流れ、車の流れ。引いたら負けだと言わんばかりに信号のないT字路を人に車が次々に行き交う。日本も大概だけど、ここは全く秩序がない。

そこを車をかきわけてサッサと進んでいくシャオ君。人なんかいないと言わんばかりにスピードを上げる車。混沌としてます。

何度も轢かれかけながら彼の友達のもとへ向かう。この街・国では自己主張出来ない人は死ぬしかないのかな、とか感じてました。

 

少ししてシャオ君の友達に会った。彼はシャオ君よりちょっと英語が上手かった。(当然僕よりシャオ君のが上手いのだけども。)chang君というらしい。シャオ君が言う事をチャン君が上手く英語に訳すとシャオ君は『ああ、それそれ、それが言いたかった!』みたいなリアクションをとる事がよくあった。

 

牛肉麺を食べたいとバスの中で話していたからか、チャン君が案内してくれるという。『この辺りは高いし不味いから、ダメ』と言って行きつけの店へ案内してくれた。

 

つづく