横断紀行⑤西安 -牛肉麺という食べ物-

前回の続き、チャン君が牛肉麺(ニューローメン)屋に連れてってくれました。

牛肉麺一杯で6元=約100円 安い。

物価に驚いた。中国の物価は割とおかしいと思う。後でも触れますが、市内のバスはどこまで乗っても1元、水や飲み物なんかは2.5元~5元、けど市内のまともなレストランは平気で100~200元(1,600~3,200円)とかしたりする。うーん。

ともあれ初めての牛肉麺、今まで食べたことのない味です。
日本のラーメンとは全く違う食べ物だった。

香りはとても濃厚、けど味は割とアッサリしてる。牛骨スープと少し細い麺、千切れ千切れの牛肉と大根で体に優しそうな味。とても美味しくこれで6元…。

今回の旅の事を説明すると2人とも驚いてました。普通敦煌まで行く人もそういないとのこと。話途中でタバコを貰った。日本のより吸いやすいけどちょっと高い模様。灰皿はなく、みんな店の床に灰を落とし、そのまま吸殻も床に捨てます。うーん。

食べ終わり、列車のチケットを買わなければいけないのでまた西安火車駅まで3人で向かいます。

・・・そうなんです、今回の中国の旅では長距離移動には時間・お金の両面からも寝台列車を使います。(普通に寝台車を買うのも事前予約も日本人はほぼ不可能。別途記事で説明できれば。)